徹底的に休む(精神疾患からの回復序盤戦)
一月ぐらい更新を休んだ気がしたけど、二週間も経ってなかった。
ご無沙汰しております。
画面右に貼り付けてあるTwitterにあるように、意識的に休んでました。
入院のダメージを癒やせ
まずはコレ。
↑にあるような事情で、心身ともにズタズタ。
思い出して震えたり、お腹下したりするのはもう嫌なので意識的に「考えない」訓練を始めたよ。
悪いことを思い出すと、連鎖的に過去の悲しいことがドカドカ脳の奥から出てくるからね。
疲れる前にとにかく休む。
無理しない、病人かつ怪我人、の自覚を持って生活する。
遠回りかもしれないけど、社会復帰できる年齢内に治らないかもしれないけど、悪化させたらもっとタイヘンだし、社会の負担にもなる。
小さなケアを自分に施す
自分の体をじっと観察したら、手荒れは酷いし、花粉症で痒いし、髪もモサモサだし、相変わらず膝は痛いし、痔も治ってない。
数年前にズレた顎も痛い。
これらを少しずつでいいし、出来ない日があってもいいから自分の手でケアしよう。
顎は都内の大学病院の歯科に行って、ズレたままでも問題ないとお墨付きをもらった。
ストレッチの方法を教わって、それを一週間やったら痛みが減った。
えええ、こんな単純なことだったの??
顎関節症、手術覚悟だったのに。
今は切って戻しても負担ばかりで効果なし、というのが学会の主流の考えなんだそうだ。
下顎と上顎の骨がぶつかり合っていない場合は、ほとんど筋肉のストレッチで解決するんだって。
顎で一安心したので、こんどは手荒れ。
水疱ができて潰れてを繰り返して痛いので、こまめに薬塗って絆創膏。
ささくれもできやすいので、いじらないようにマニキュアを塗ってみたよ。
これはいい、マニキュアのツヤツヤを壊さないように手を使うようになるのでオススメ。色は血色に近いものを薄く塗ると健康的に見える。
髪の毛も切ってきたよ。
千円カットありがたいよね、会話も時間も最低限でさっぱりするし。
「痔」は水分と程よく油分を摂取しつつ、薬塗り続けてる。
膝の筋トレも、新しい方法を教わってきたので暇さえあれば鍛えている。
花粉症にはちょっと高いけど、花粉防止スプレーやアレル物質飛散防止スプレーを買って、ケチらず使ったら家の中快適。もちろん空気清浄機もフル稼働。
自分を大事に、を具体的に
思うだけじゃなくて、具体的に行動に移すと……
「あ、大事にしてるんだから壊さないようにしなきゃ」
という意識が生まれる!
世紀の大発見だよ。
ものすごい今更なんだけど、ああ、皆、こうやって生活してるんだなあって。
だからちゃんと身ぎれいで健康に働いていられるんだなあ、って。
そういうこと、知らなかったんだ。
だから、発症する前は身繕いも運動も「義務感」で「仕事のうち」と思ってた。
オシャレをするのが好きなのではなく、「仕事を達成している」ことが満足だったのかも。
だから身なりが整っていても、服の下は湿疹だらけになってて、それを本気で治そうと思ってなかった。
命尽きるまで働いて働いて、それで終わるんだろうと。
「誰に食わせてもらってるんだ?」
いう父の言葉の呪いというか、働いて金を稼がないと生きる権利も物言う権利もないと、極端な考えを持っていた。
働き口を失うこと、金を失うことの恐ろしさばかりで生きてきた。
遊びも飲みもトコトンで、それは振り返ると「やけくそ」。
精神疾患で病院にかかって、もう十年近いけどようやく、
「まずは休め」
と思えるようになった。
1日は、家事と犬と植物の世話、読書や編み物など単調な遊びで終わる。
でも以前ほど罪悪感に苛まれなくなった。
一人でいると孤独だけど、人付き合いの苦痛からは開放されているし。
相変わらず、「何が食べたい」「あれがしたい」は出てこないけど、それもそのうち出てくるかもしれないし、出ないなら単純に「興味がなくなった」でいいじゃない。
人は変わる。
良くなるほうの可能性に、今度は賭ける。